クリアしたので色々と雑感とか攻略指針とか。
 こんな数年前のゲームの情報とかどこら辺がターゲットなのか判ったもんじゃないが、まあ自己満足

・基本戦術
 足の速いメックを先行させて敵にわざと見つかり、味方が待機してる場所までおびき寄せる。
 のこのこ寄ってきたら、集中砲火で一機ずつ潰す。
 これだけ。
 メックコマンダー2の敵AIは相当お馬鹿さんで、一度ロックオンしたらなかなかターゲットを変更しない。
 最初にロックした囮メックを追いかけるのに必死で、攻撃担当メックに思いっきり背中向けてるなんて状況がざらにある。
 攻撃担当メックはあまり被害がでないが、囮メックは必然的にダメージを受けてしまうので足の速さと同時にある程度の堅牢さが必要になる。
 高速&重装甲&索敵能力持ちと三拍子揃ったメン=シェンが囮に最適だと思われる。


武装
 各武装にはそれぞれ発熱と必要スペースが設定されている。
 メックには発熱の限界と装備スペースがそれぞれ設定されており、武装はその範囲内で装備する事になる。
 アウトレンジからの攻撃が有利なので、長射程の武器ほど使い勝手が良い。
 序盤から使用できるLRM(長距離ミサイル発射筒)は長射程、低発熱、小スペースと非常にバランスがとれた武装で、LRMでハリネズミと化したメックは撃墜王になりうる。
 LRMだけだと、弾切れや近距離戦に対応できないので、PPC(粒子ビーム砲)やLL(大口径レーザー砲)を1、2門積んでおくと安心。
 後半はLRMの上位武装であるクランLRMとスウォームLRMが登場し、選択肢が増える。
 クランLRMはスペースはLRMと同じながら、威力が倍になっており、非常に強力。発熱も倍になっているので、排熱に優れたメックでないと万全に運用できないのが欠点。
 スウォームLRMは他のミサイルと違い一切の誘導性能がないが、狙った場所で炸裂し広範囲にダメージを与える事ができる。
 敵メックを狙ったついでに、その辺の車両をまとめて攻撃できるので便利。
 光学兵器も後半はクラン製のER−LL(射程延長型大口径レーザー砲)やER−PPC(射程延長型粒子ビーム砲)が登場するので、排熱と相談しつつ交換していくのがお勧め。
 実弾兵器は相変わらずバランスが悪くてイマイチ。バトルテック世界の実弾への冷遇は異常。
 ガウスライフルがなんとか及第点といった所だろうか。別格として、大型迫撃砲のロングトムが存在するが、こいつは爆弾を投げ込むような武器なのであんまり実弾という感じがしない。
 アサルトメックにロングトムを積んでおくと、いい働きをしてくれる。


・メック雑感
 使用したメックについての雑感を述べておく。


・アーバンメック
 歩く炊飯器。球状のボディに無理やり逆足を取り付けたようなデザインが愛らしい、お手軽メック。
 大変安価なメックであるため、台所の苦しい陣営でも数を揃える事ができる。
 その為、序盤の敵であるリャオ家(いつでも火の車)が大量に配備しており、簡単に鹵獲する事ができる。
 30tのライトメックながら中型オートキャノンを装備しており、そこそこの火力を持っているしジャンプもできる。
 案外馬鹿にした性能ではないが、足の遅さだけはどうしようもない。
 LRM中心の装備に切り替えれば、鈍足をカバーしつつ戦力として活用できる。


・レイザーバック
 シュタイナー製の30t偵察メック。初期配備されているため、必ずお世話になる機体。
 偵察機としてごく無難に纏まっており、中盤まで使っていける。ジャンプ可能なので、場所を選ばず偵察できるのが強み。
 中量級を上回る速度を持つが、このクラスにしてはやや鈍足。その分、頑丈なので結構無茶な運用にも耐えてくれる。


・ホーランダー
 アーバンメックのアッパーバージョンのようなメック。速度が向上し、強力なガウスライフルをデフォで装備している。
 ガウスライフルを取り外してPPC二門に交換すると、35tとは思えないパンチ力になる。
 車両潰しからメック戦の支援までこなせるが、耐久力的に主戦機になるのは厳しい。所詮ライトメックだし。


・シャ=ユ
 リャオの特製メック。40tの中量級だが、偵察機として設計されており、感覚的にはライトメック。
 足が非常に速く、それでいて装甲の薄い鉄砲玉。適当に動かしてると隊列から飛び出して袋叩きにあいかねない。
 そこそこの武装が施せるので、支援も行える偵察メックとして使うといい。
 たくさん出てくる上に簡単に倒せるので、鹵獲し放題。


・シャドウキャット
 クラン製45tメック。メックウォリアー4の初期主人公機。
 メックウォリアーでは手堅い性能を誇ったものの、メックコマンダーでは不遇。
 初期装備でクラン製ガウスライフルを装備している為、パンチ力はある。鹵獲してその場で戦力に組み込む分には悪くない。
 重量からするとなかなか悪くない性能ではあるが、登場がやや遅いため敵味方ともに重メックを運用する状況になっており、力不足。
 出撃重量に余裕があったら選択してもいいかも。索敵機能があればなあ。


・スタースレイヤー
 リャオで主に使用されている50tメック。序盤のリャオ軍では主戦機扱いなのか、こいつを主軸とした編成の敵部隊が多い。
 インナースフィア製メックにしては高い排熱能力を持っており、装備欄もそこそこ広い。
 足も速めでジャンプ可能と、中々の万能メック。
 1、2機鹵獲しておくと後々まで役立ってくれる。


・ブッシュワッカー
 最初から配備されている中量級メック。55tの万能タイプで、イメージはシャドウホーク。ジャンプできないけど。
 特筆すべき特徴はないが大きな欠点も無いメックで、使い勝手は良い。
 序盤からPPC×1、LRM×8、残りは全部装甲という装備で主ダメージ源となれる。
 使い道がスタースレイヤーと被っているので、ジャンプが必要な時はスタースレイヤー、硬さが必要な時はブッシュワッカーと使い分けると良い。


・メン=シェン
 リャオ製の偵察型中量級メック。リャオ製メックの中では屈指の完成度と思われる。
 最大の特徴はステルス機能で、レーダーに引っかかる事がない。実際に目視されるまで敵に発見されないので、隠密行動に最適。
 リャオのメックは速くて薄いのが売りだが、この機体は下手な重量級と並ぶくらいまで装甲を増加する事ができる。
 装備欄スペースの配置が特徴的で、55tメックにしては武装を施しにくいが、それでも最大装甲+LL二門+LRM二門くらいは装備可能。
 後半はER−LLやスウォームLRMに変更する事で、それなりの戦闘力を維持できる。
 ジャンプができないのが玉に瑕だが、それを割り引いても編成に加える価値のある名機。
 入手した後はほぼ毎回ミッションに参加していた。


・ヴァルチャー
 クラン製60tメック。クランのメックは大抵ハイスペックなので、とりあえず使っておけといった印象。
 カタパルトの上位互換(でも重量軽い)といったポジションで、非常に使いやすい。


・カタパルト
 65tのミサイルメック。初期装備がミサイルまみれで火力は凄いが装甲が軽量級並みなので、叩き合いになるとあっさりやられる。
 運用するのならば装甲を強化しつつミサイルで支援といった方向で。
 足がかなり遅くて戦列から置いていかれがち。
 重量級としては早めに入手できる機体だが、中盤以降はより高性能なメックに出番を奪われてしまう。


・ソアー
 クラン製70tメック。ジャンプできるヘビーメックというのが最大の売りだが、排熱性能も高いのでPPCを撃ちまくれる。
 登場ミッションが少なく、さらにどの陣営でも販売してないので何気に入手が困難なレアメックだったりする。


・ラオ=フー
 リャオの新型ヘビーメック。ジャンプ可能なヘビーメックでソアーのぱちも(ry。
 ソアーよりもやや落ちる印象だが、入手のチャンスが極端に少ないソアーに比べると入手しやすいので代替品として使える。
 わりと早い段階で登場するので、結構印象深い。 


・マッドキャット
 クランメックの雄。毎度お世話になります狂猫さん。
 とりあえず速くて硬くて強い。非常に高い戦闘ポテンシャルを持っている。
 後半になったら販売されているけど、中盤でも鹵獲のチャンスがあるので、逃さずゲットしたい。

 
・ゼウス
 シュタイナー製80tアサルトメック。
 アサルトメックにしては装甲が薄めで、相手にしやすい。足も遅いので逃げ撃ちで楽勝。
 よく登場するので、倒した機体をその場で回収して戦闘に持ち込むパターンが多いが、購入してまで使う程ではない印象。


ハイランダー
 ジャンプ可能な90tメック。
 特徴はジャンプ可能ってとこだけであり、他はあんまり見るべきところがない。
 ジャンプで敵基地に飛び込んで大暴れをしたいなら、ラオ=フーで十分なので、ハイランダーを用意する必要は感じなかった。


サイクロプス
 リャオ製90tアサルトメック。
 リャオのお約束で、90tメックの癖に索敵能力が付いてる。
 主戦力として戦いつつ索敵可能なので便利。アサルトメックとしては火力装甲ともに低めで、感覚的にはヘビーメックのような感じ。
 アサルトメックにしては足が速めなので、使い勝手は良い。


・ブラッドアスプ
 クラン製90tメック。凄い火力の攻撃力馬鹿。
 多分、作中最強メックなのではなかろうか。最終盤まで入手できないので、その圧倒的な攻撃力を試せる機会が少ないのが残念。
 アトラスがあっと言う間に火達磨になるよ!


・アトラス
 毎度お馴染みキモい顔の100tメック。
 めちゃくちゃ硬い。本当にそれだけが取り得のメック。装備欄は広いものの、排熱がやや少ないので、クラン製の高性能武器を積むとあっと言う間に排熱が苦しくなる。
 足が絶望的に遅いので、置いていかれがち。
 自分で出撃させるより、現地で鹵獲して使用する場合の方が多かった。