とりあえず最近読んだ物をつらつらと。

・KEYMAN1〜3巻 
 アメコミ的世界観のアメリカで、獣人の刑事アレックスが胡散臭いロリババァ魔女Drネクロとともに謎の超人キーマンを巡る事件を追うといったお話。
 ベタの効いたタッチでごりごり描き込まれまくった画面が実にアメコミ風味でいい味を出している。その一方で女の子キャラは普通に可愛い辺りが日本人向け。
 特にヒロインのネクロは実に御見事なロリババァ。そうそう、こういうのでいいんだよ!と思わずロリババァソムリエも唸る逸品です。
 
・ニンジャスレイヤー1巻
 ツイッター上で噂のスゴイ級ニンジャ小説の書籍版。ツイッター上だとなんだか読みにくいので本になってくれたのはありがたい。
 KEYMANの作者担当の濃い挿絵が妖しげなアメコミ風サイバーニンジャワールドにぴったり。でもヤモト=サンは実際カワイイ。
 荒唐無稽なニンジャ達のアクションが魅力の作品だが、それを除いてもサイバーパンク小説として成り立っている。安っぽいファーストフードのスシを食うシーンはサイバーパンク小説に欠かせないと個人的に思うのです。
 続刊が楽しみなんだけど、このマッポー的言語感覚が脳裏に染みこんで来るのはブロントさん語と似たような理由で拙い気がする。