今日は俺のお話の作り方についてダラダラと書く。
自分のストーリーテリングの手法は世界固めから始めている。
このお話はこんな世界でこんな奴らが生活してて〜ってな所から練りこんでいくのが常套手段。
だから、その世界に生きるキャラクター達が世界観としておかしな事をしないか、という点が凄く気になってしまう。
で、そういった点をこね回しているとシナリオのネタができたりする。
エタンダールの感想でよくあがるギャラルの「健全な成人コボルト男性を篭絡したいなら〜」って台詞も、犬人間なら特殊な性癖で無い限り人間に欲情しないよなあという観点から出てきた台詞だし。
さて、エタンダールはどのような展開を経てどのようなエンディングを迎える物語か、という点ではすでに固まっている。
一方で、その途中過程は割りとスカスカ。
何故かと言うと、一話一話書いてみない事にはどう転がっていくか作者自身にもよく判っていないから。
作中でキャラクターが意思を持って動き始めているのに、自分の用意したストーリーに馴染まないからといってその意思を黙殺するのは最もダメな行動だと思う。この結果、予定してるエンディングに支障をきたす可能性すらあったり。
そんな訳で予定しているお話の前にやる事もゴロゴロ増えてきている。
現時点では14話相当のストーリーまではやる事が確定。……年末のオフ会の際にH.Tさんにちらりと話したキリマンジャロの嵐なお話がその辺なんだけど、これってあの時点では11話でやる予定の話だったんだよな……。
このように俺のスタイルでお話を構築すると、予定が未定になります。わぉ。